タクト通信

当事務所よりひとこと

◆ずいぶんと久しぶりに漫画を熟読中です。

ひぐちアサさんの「大きく振りかぶって」というリアリズム野球漫画です。(講談社アフタヌーンコミック。アニメにもなったそうです。)

 

◆主人公は新設校野球部の1年生エース。私が子供の頃の野球漫画のエースといえば、少なくても剛速球を投げ魔球すら投げるのも当たり前だったのですが、この主人公は中学生レベル以下の速球しか投げられない。しかも異常に気が弱く、他人と面と向かって話せない。取り柄はコントロールだけという昔だったら主人公には絶対慣れないタイプ。その主人公と全員1年生の野球部員が練習して県大会に挑戦する。といったストーリーですが、なにしろ試合場面より、練習場面の方がボリュームが多い。おまけに話の展開が遅い。(連載開始から7年位経っているのですが、漫画のなかではやっと夏合宿中です。)

 

◆この漫画の話を小耳に挟んで読み始めた訳ですが、面白いです。今までの野球漫画には絶対登場しなかった高校野球の父母会の話やけがをしたあとのリハビリプログラム等は新鮮でしたし、再三出てくるメンタルトレーニングはシーンでは、東海大学教授の高妻さんの考案した方法が紹介され登場人物が必死になっているところはちょっとしたビジネス書に通じます。(集中力を高める方法が別の場面に紹介されていて、個人的に練習中です。これが意外に難しい。)

 

◆この漫画のモデルになっているは埼玉県立浦和西高校だそうですが、この高校は確か昔の漫画「エースをねらえ」(例のお蝶夫人のヤツです)のモデル校にもなっているので意外なスポーツ名門校です。

 

労務顧問として経営様の労働問題の解決に、全力でお役に立ちたいと考えています。

お問い合わせはこちら